誤解してませんか?岡崎体育のこと。
こんばんは。
暑い日が続きますね。
太陽、調子乗ってますね。シメたい。
後にも先にも関係ないですが僕は初期スタンプ多用おじさんです。よろしくな。
岡崎体育のこと、ただの面白ミュージシャンだと思ってませんか。
たわけ!!!!!
すみません、お約束のように取り乱しました。
という訳で、今回は岡崎体育の魅力を伝えるべく筆を取った次第です。
目次
※お急ぎの方は項目をクリックしてください。特になにも起こりません。時間を無駄にしましたね。
【岡崎体育とは】
岡崎体育(おかざきたいいく、1989年(平成元年)7月3日 - )は、日本の男性シンガーソングライター。ソロプロジェクトの名称としても用いられる。本名は岡 亮聡(おか あきとし)。所属事務所はソニー・ミュージックアーティスツ、所属レコード会社はSME Records(ソニー・ミュージックエンタテインメント)。公式ファンクラブは「Wallets」。
ファンをサイフと呼ぶ岡崎体育
先に言及しますが、音楽の内容については専門的な解説はできません!
主に思想や生き様について、個人の感想と分析を書いていきます。
知名度を得たのはなんといってもMUSIC VIDEOでしょう。
革新的でキャッチーな音楽と映像
ミュージックビデオのあるあるをそのまま歌詞にしてしまい、映像とリンクさせる。
ありそうでなかった着眼点と高い共感力、そしてなんといってもハイクオリティな楽曲。
ほぼ無名だった岡崎体育を一夜にしてスターダムに押し上げました。
独創的な彼の趣向をリスナーに"理解"させる、まさに名刺代わりの楽曲です。
この楽曲で人々は岡崎体育に興味を持ち、面白いやつがいるな〜!と思ったでしょう。
…今日はその先を知って欲しいんだってばよ!!
失礼、心の中のNARUTOの部分が出てしまいました。
【岡崎体育との出会い】
個人的なエピソードで恐縮ですが、筆者の岡崎体育との出会いを聞いてください。
彼を知ったきっかけはヤバイTシャツ屋さんでした。
当時、まだ1stシングルをライブ会場で手売りしていたヤバイTシャツ屋さん。
彼らの楽曲を聴く術はYouTubeにある数曲と彼ら自身の学祭ライブのメドレー映像を観るかライブに行くしかありませんでした。
そして、ヤバイTシャツ屋さんのボーカル、こやまたくやさんは映像作品の監督も務めています。自身のバンドのプロデュースは元より、
南堀江knave系バンドと(一部で)呼ばれたARKS、ハウリングアンプリファー、みるきーうぇい、河内REDSなどのMV作品も手掛けていました。
その中に岡崎体育のMVもありました。
ヤバイTシャツ屋さんの楽曲を血眼で探していた時、関連動画のなかにあったその楽曲に強く惹かれたことを覚えています。
この楽曲に魅せられた筆者は、岡崎体育の楽曲も聴きあさるようになります。
と言っても、ヤバイTシャツ屋さんと同じく当時聴ける曲は数曲。
有名どころだと家族構成、手元不如意、鴨川等間隔、FRIENDS、SNACK、スペツナズ、飛び散る恋神経系、あとなんかめっちゃふざけてるMC集みたいなやつ程度でした。
なんかめっちゃふざけてるMC集みたいなやつ
この映像を観る限り楽曲は沢山あるようなのに聴く術がわからない。
CDを調べると全国流通していない手売りCDがあるようでしたが、すでに廃盤になっていました。
き、聴きたい…
主な活動拠点が関西だったので、東京でのライブの開催を待ちました。
そして、oh!sushiじゃナイトというアホみたいな名前のイベントに出演すると知り、そこで初めてライブを観ることとなったのです。
当時からゴリゴリにかましていました。
忘れられない思い出があります。
ライブ終了後、岡崎体育のCDはないものか、と物販に赴きました。
ところが、というか案の定CDの販売はありませんでした。
筆者は物販スタッフの女性に尋ねました。
「岡崎体育さんのCDって、どうやったら買えますか?」
すると女性の返答はちょっと困ったような、しかしとても嬉しそうなハニかんだ笑顔で「春になる頃には買えると思いますよ!」とのこと。
当時は1月下旬くらいだったので、「結構先だな…。それにしても不思議な言い回しをする人だな」
と思いました。
それから数ヶ月後、岡崎体育のメジャーデビュー発表、ファーストメジャーアルバムBASIN TECHNOのリリース発表がありました。
発売日は、5月。
そう。あの時ハニかみながら対応してくれた女性は岡崎体育のマネージャー・松下さんでした。
会話の中で感じた違和感にも頷けます。
情報解禁前だったので遠回しに「春にはメジャーデビューしてCDを買えるようになるよ!」
と教えてくれていたのでした。粋!
(その前のmeasureも買いました)
【岡崎体育の戦略】
さて、だいぶ前置きが長くなってしまいました。
ここからは岡崎体育という男の本質を紹介していきたいと思います。
大半の方が抱く岡崎体育に対するイメージは、「なんだかふざけた事をしているミュージシャン」といった所ではないでしょうか。
それね…
合ってます🙆♂️!!!!!
なぜなら彼は意図的にキャッチーで面白いものを生み出す意識をしているからです。
今の時代、まずは人の目につかなければ曲を聴いてもらうことすら叶いません。
まずは興味を持ってもらえる物を。
ただ、それだけじゃないんだよーーー!!
ということを伝えたくての記事タイトルなんです。
どういうことか。
ここがすごい所だと思っているのですが、
ある種彼はとてもドライに一歩引いた所から物を考えているのです。
音楽を愛し楽しむ一方で、音楽を商売にする方法を堅実に探している印象を受けました。
彼の戦略は、ふざけた面白い曲で注意を引き、アルバムを購入してもらう。
そしてふざけた曲とともに自分の側面である情緒に満ちた心情に訴えかける真摯な曲も聴かせるというものなのです。
その証拠に、彼のアルバムの構成は前半にふざけたテイストの曲で固められています。
そしてインストゥルメンタル楽曲を挟んだ後、おふざけ無しの真面目な曲をぶつけてきます。
どちらが本当の彼なのか?答えは、どちらも間違いなく彼なのです。
だからこそ驚異的。ユーモアとシリアスのバランス感覚を持ち合わせ、それを的確な戦略と方法で聴かせていく。
音楽はこんなにも楽しい物なんだよ、と訴えかける力があります。
岡崎体育の正体、それはセルフプロデュース力の権化なのです。
【岡崎体育の洞察力】
彼の洞察力を如実に表現している歌詞があります。
眼にまだ牙が生えているうちは
書き留め継ける観察日記
楽曲:「観察日記」 より
この歌詞から伝わる彼の気迫。
柔らかい存在感からは想像もつかない程、世の中を注意深く観察しているのです。
眼に生える牙。彼の鋭い眼光で捉えられたものは決して逃げられる事なくトドメを刺され、眼から飲み込まれた後に脳内で消化されます。
その後、彼の口あるいは指の先から言葉となってこの世に新たな生を受けます。
常にアンテナをはり、なにも逃すものか!という異常とも呼べる洞察への執着を感じます。
このスタンスこそ、人の胸を打ち共感を呼ぶ言葉を紡げる理由なのです。
カッコいいぞ、岡崎体育!
【まとめ】
本当は歌詞の紹介などもしたかったのですが思いの外長くなり過ぎてしまったのでまたの機会に。
岡崎体育とは、バランス感覚に優れたアーティストです。
同時にユーモアとシリアスを融合させ、戦略的に展開させることが出来る企画力に優れたビジネスマンであるとも言えます。
…
ごちゃごちゃうるせ〜!!!!!
曲聴け!!!!!!!!!!!!
今度歌詞の紹介記事書きます。
よろしくお願いします。おやすみなさい。